第2回:受注件数を評価基準にするのは間違い

今回のレクチャーでは、『中小規模のECは受注件数を評価基準にしてはいけない』という説明をします。

 

突然ですが、

「なんで今日はこんなに注文が少ないのだろう」
「今日は100件も注文が来た!」

このような感想を漏らすこと、多いのではないでしょうか。

 

サイト改善で直帰率・ページビュー・滞在時間などのアクセス関連数値を改善することは、受注効率を改善していることと同じ意味です。

受注効率の改善というのは受注件数の増加が狙いですので、サイト改善を頑張っているECが先ほどのような感想を漏らすのは当然です。

 

中小規模のECは受注件数を評価基準にしてはいけない

 

問題は、中小規模のECが受注件数で一喜一憂していて良いのかということです。

 

第1回のレクチャーで「売上規模が大きい大規模ECはほんの数%のサイト改善で売上を大幅に増加させられる」という話をしました。
これは、『売上』という単語を『受注件数』に置き換えても同じ意味になります。

 

では毎月の受注件数が3000件程度中小規模のECの場合はどうでしょうか。
仮にサイト改善で0.5%の改善に成功したとすると、毎月15件程度(3000×0.5%)の受注件数増加になります。
でもこれではほとんど改善効果を実感できないはずです。

 

受注件数の改善効果を実感できない場合、ECは広告費の増額、値引き、クーポン発行、送料無料、即日配送などで受注件数を増加させようとします。

しかしこういった戦いは大規模ECが圧倒的に有利です。
資金的な体力が違い過ぎるからです。

 

つまり、中小規模のECは受注件数をECの評価基準にしてはいけないということです。

 

まとめ

 

これまでの2回のレクチャーで、
第1回『サイト改善は大規模EC向き』
第2回『受注件数は中小規模ECの評価基準ではない』
という説明をしました。

 

この2回のレクチャーでお伝えしたかったことは、ECの規模が異なれば改善施策も評価基準も異なるべきだということです。

 

あなたにはそれをしっかり理解して頂きたいと思っています。
いよいよ次回から中小規模のECの戦い方について説明していきます。

 

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記事を書いた人

瀬川 直寛

利益を出すことに一生懸命なECが増えればと思い、このレクチャーを執筆しました。 ご質問などありましたら、問い合わせフォームからお送り下さい。順番に返信させて頂きます。