第1回:在庫には、良い在庫と悪い在庫がある

本レクチャーでは、「良い在庫」と「悪い在庫」について、ご説明します。

「良い在庫」と「悪い在庫」

「良い在庫」とは、「短期間(適正な期間内)※に売り切れる在庫」のことです。
※期間は業態やショップの方針によって数値は変わります。

逆に、
「短期間で売り切れない在庫」が「悪い在庫」です。
さらに「悪い在庫」は「過剰在庫」と「不良在庫」に分けることができます。

  • 過剰在庫
    在庫量が多く短期間で売り切れない在庫
  • 不良在庫
    短期間内に1点も売れない在庫

以上のように、在庫を「良い在庫」「過剰在庫(悪い在庫)」「不良在庫(悪い在庫)」の3つに分類できます。

「良い在庫」と「悪い在庫」で施策を分ける

「良い在庫」は、短期間で売り切れる在庫なので、いま以上の値引きなどをせずに販売します。

それに対し、「悪い在庫」は何も施策を打たないと売れ残るリスクがあるため、露出を高めたり、セールなどの値引き施策を行う必要があります。

次に「良い在庫」「過剰在庫」「不良在庫」の3つの「在庫の分類」が時間とともにどのように変化していくかを見ていきましょう。

「在庫の分類」は変化していく

商品の「在庫の分類」は、変化していきます。
これは、「良い在庫」が旬を過ぎて「過剰在庫」になり、更に売れにくくなって「不良在庫」になるという売れ行きの流れがあるからです。

ですので、
「良い在庫」が「過剰在庫」になった時点で、段階的に値引きを行い「不良在庫」になる前に売り切ることが基本となります。

それでも売れ残ってしまい、「不良在庫」になった場合は、夏や冬のセールで売り切るといった手法をとるようにして、一気に在庫を削減していきます。

「良い在庫」と「悪い在庫」を理解した管理方法

「良い在庫」と「悪い在庫」が分かっていても、これらを使い分け、「過剰在庫」を段階的に値引きしたり、「不良在庫」のみをセールで一掃するといった運用は、非常に手間がかかります。

なので多くのECショップでは、
「良い在庫」も含めてセールをしてしまったり、段階的な値引きを行わずにセールで大幅な値引きをしたりします。

これでは、本来なら得られたはずの利益を失ってしまうことになります。

しかしながら、
日々の在庫を、「良い在庫」「過剰在庫」「不良在庫」に分類できるようになれば、タイムリーかつ適切な施策を打つことができます。
結果、利益を確保しながら、在庫を減らすことができるようになるのです。

まとめ

今回のレクチャーは、在庫には「良い在庫」と「悪い在庫」があるという話をしました。
そして、「在庫の分類」は、時間とともに変化していきます。
タイムリーに「在庫の分類」を把握し、それぞれの「在庫の分類」にあった施策を打っていくことが重要です。

次回のレクチャーでは、在庫削減のための具体的な施策について、解説していきたいと思います。

 

FULL KAITENは最大2カ月無料!!
無料期間内で解約すれば費用は一切かかりません

「お試し利用を検討する」

次のレクチャーはこちらです。

記事を書いた人

加藤

在庫削減と仕入れ最適化の講座を担当しています。このレクチャーを読んでいただいたECショップのみなさまの在庫がうまく削減され、仕入れが最適化されればという思いで、執筆しました。 ご質問などありましたら、問い合わせフォームからお送り下さい。順番に返信させて頂きます。