第1回:「売れ残り」リスクを軽減するための仕入れの基本

売れると思って仕入れた商品が売れ残った
売れないと思って仕入れ量を絞った商品が売り切れて売り逃してしまった

こういった「仕入れのリスク」を大きく分けると「売れ残り」と「売り逃し」になります。

どちらのリスクも経営にインパクトを与えます。
しかし、中小規模のECにとって、より危険なのが、「売れ残り」のリスクでしょう。

というのも、
「売れ残り」による「在庫」の増加で資金繰りが悪化すると、最悪の場合、倒産ということもありえるからです。

ですので、
今回は、まず「売れ残り」のリスクを軽減する方法を学んでいきます。
「売り逃し」のリスクを軽減する方法については、次回に学んでいきます。

それでは、まいります。

「売れ残り」のリスクについて

「売れ残り」には、大きく2種類のリスクがあります。

ひとつめは、「新商品を仕入れること」です。
仕入れ時点では、売れるかどうか正確には分かりません。いわゆる「目利き」の領域です。

もうひとつのリスクが、「売れ行きの変化」です。
今まで売れていたものが急に売れなくなったり、急に売れ出したりといったことが小売りではよく起きます。

リスクを最小限にする

仕入れを最適化するためには、先ほど説明した2種類の「売れ残り」リスクを軽減していくことが重要です。

まず「新商品の仕入れ」ですが、
初回仕入れは、「売れ残りが発生しないよう最低限の仕入れを行うこと」と「再入荷ができる商品の中から仕入れること」が基本です。
サイズ展開やカラー展開がある場合は、売れにくいサイズやカラーをさらに少なく仕入れることが重要です。

次に「売れ行きの変化」ですが、
未来の「売れ行きの変化」を予測することは、極めて困難です。
ですので、このリスクは、再入荷し過ぎないことによって回避していきます。

具体的には、短期間で売れる量をこまめに再入荷するということになります。
たとえば、1週間で5点売れる商品は5点、1週間で2点売れる商品は2点を再入荷するといった具合です。

この仕入れ方法で大事なのが、「売れ行きの変化」に合わせて、こまめに仕入れる数を変更していくことです。
売れ行きが下がってきた場合、まだ売れると思っても再入荷を止め、在庫のリスクを軽減しましょう。

まとめ

今回のレクチャーでは、仕入れのリスクのうち、「売れ残り」のリスクについて、学びました。
「売れ残り」のリスクを理解し、リスクを軽減するように仕入れれば、在庫を必要以上に増やさない仕入れが可能になります。

以上です。
本レクチャーが、あなたのショップの「売れ残り」リスク軽減のお役に立てば幸いです。

 

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記事を書いた人

加藤

在庫削減と仕入れ最適化の講座を担当しています。このレクチャーを読んでいただいたECショップのみなさまの在庫がうまく削減され、仕入れが最適化されればという思いで、執筆しました。 ご質問などありましたら、問い合わせフォームからお送り下さい。順番に返信させて頂きます。