第6回:【注意】その商品、セールで売れただけじゃないですか?

今回のレクチャーで、仕入れの最適化のレクチャーは最終回になります。

今回のレクチャーでは、
セールや値引き販売で売れただけという商品を、誤って仕入れてしまった
売り切るつもりでセールに出した商品を、欠品と勘違いして仕入れてしまった
ということを防ぐ2つの方法について、ご説明したいと思います。

それでは、早速まいります。

突発的に売れた影響を取り除く

セールなどで値引きを行うと、通常よりたくさん売れます。
ひとつ目は、「こういった突発的に売れたデータを除いて販売数を予測する」という方法です。

突発的に売れたデータを除いた販売数の予測を利用し、何点仕入れるかを決めていきます。(下図)

しかし、この方法には、欠点があります。
それは、セールや値引きが常態化している場合などにおいて、突発的に売れたという判定が難しいということです。

たとえば、毎月セールを実施している場合、セール時にだけ売れたとしても毎月定期的に売れる商品だと勘違いすることがあります。

セールなどの値引きで売れた情報を見える化する

ふたつ目は、「セールで売れたのか」「定価で売れたのか」を確認する方法です。

下図のようにグラフなどで、時系列で見えるようにすれば、通常時とセール時でどれくらい売れ方が違うかがより見やすくなります。

この方法の欠点は、商品を仕入れるかどうかの判断に手間がかかることです。
ですので、判断に迷う場合などにのみ、この方法を使うなど、メリハリをつけた利用が必要になります。

2つの方法の欠点を補いあう運用方法

すべて時系列の販売状況をみながら、仕入れ数を判断するというのは非効率です。
しかしながら、推奨発注数を利用するだけでは、セールが常態化している場合などに判断を誤まることがあります。

ですので、

  • 基本は、突発的に売れたデータを排除した推奨発注数を利用する
  • 判断に迷う場合は、販売実績を時系列で確認する

など2つの方法をうまく組み合わせて、仕入れ数を判断するようにしましょう。

まとめ

今回のレクチャーでは、セールで売れた影響で判断を誤らないための2つの方法を学びました。
2つの方法には、それぞれ長所と欠点があります。
ですので、2つの方法をうまく組み合わせ、仕入れ精度を高くしつつ、無理のない運用をしていくことが重要です。

このレクチャーで用いた販売数の予測等の一覧図は『ECの粗利増加と在庫削減を実現するクラウドサービスFULL KAITEN』を用いて作成しました。

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次の講座は『粗利増加』です。

記事を書いた人

加藤

在庫削減と仕入れ最適化の講座を担当しています。このレクチャーを読んでいただいたECショップのみなさまの在庫がうまく削減され、仕入れが最適化されればという思いで、執筆しました。 ご質問などありましたら、問い合わせフォームからお送り下さい。順番に返信させて頂きます。