メルマガで成果の出る『セグメント』の見つけ方

以前、
あなたのメルマガは、一斉配信?それともセグメント配信?』で、
『簡単なセグメント配信の始め方』について説明しました。

しかしながら、
『成果の出るセグメントをどうやって見つけたらいいか分からない!』
という理由で、お困りの方が結構いらっしゃるということを知りました。

そこで今回は、
ABテストを行わずに『成果の出るセグメントを簡単に見つける方法』
について、ご紹介したいと思います。

復習|セグメントとセグメント配信

まず、セグメントとセグメント配信についての復習をしておきます。

セグメントは、断片、部分、分割(されたもの)といった意味です。
マーケティングの分野では、お客様を年齢や性別、価値観などで分割したグループのことをセグメントと呼んでいます。

たとえば、男性で40代のグループを『男性40代セグメント』などと呼んだりします。(実際はもう少しカッコいい名前が付きます)

セグメントに対して、メルマガを配信することをセグメント配信と呼んでいます。

『成果の出るセグメント』を見つけるための準備

『成果の出るセグメント』を見つけるのに最低限用意しないといけないデータがあります。

それは、過去の配信データです。
過去の配信データには、次の情報が含まれてないといけません。

  • 誰に送ったか?(メールアドレスや会員IDなど)
  • 誰がメルマガをクリックしたか?
  • 属性(性別や購入の有無、好きなブランド、身長や体重など)

以上のデータがないとセグメントを見つけることができません。
こういったデータがまだ取れていない場合は、データを集めることから始めてください。

『成果の出るセグメント』は、勘で見つける!

データが集まりましたら、いよいよ『成果の出るセグメント』探しです。

といっても、そんなに難しいことではありません。
一言でいうと、あなたの『勘』を頼りに『成果の出るセグメント』を見つけます。

というのも、母集団を2~3に分けるような簡単なセグメントを作る場合、
複雑なことをするより、あなたの『勘』や『経験』を頼りに『成果の出るセグメント』を探すほうが、手っ取り早くしかも成果が出るからです。

『勘』や『経験』に基づき、以下の文章の空欄部分を埋めていきます。
『○○○のほうが、△△△より、反応しそうだ。』

例を挙げます。

『1年以内に購入があった会員のほうが1年以上購入がない会員より反応しそうだ。』
『弊社の商品は、男性客のほうが女性客より反応しそうだ。』
『今回のプロモーションは、20代のほうが、30代より反応しそうだ。』

こういった感じで『成果の出そうなセグメント』を作っていきます。

『成果の出るセグメント』を特定する

『成果の出そうなセグメント』が出来たら、実際に成果が出るかを確かめていきます。
といっても、ABテストは行いません。
過去のデータを用いて、成果が出るかどうかを調べていきます。

例を挙げます。
『1年以内に購入があった会員のほうが1年以上購入がない会員より反応しそうだ。』

これをセグメントに分けると、
1年以上購入がない会員』と『1年以内に購入があった会員』になります。

次に、
配信者全体のデータを『1年以上購入がない会員』と『1年以内に購入があった会員』の2つに分けます。
同様に、クリックした人も『1年以上購入がない会員』と『1年以内に購入があった会員』に分けてください。

そうすることにより、
『1年以上購入がない会員』と『1年以内に購入があった会員』のそれぞれのクリック率を求めることができます。

ちなみに、クリック率は、以下の式で求めます。
クリック率 = クリックした人数 / 配信した人数

2つのクリック率を比べると大きな差があることに気付きます。
この例でいうと『1年以内に購入があった会員』のほうがクリック率が高くなります。

これで、『1年以上購入がない会員』と『1年以内に購入があった会員』のセグメントの出来上がりです。

今後は用途に合わせて、セグメント配信していくことになります。
『成果の出るセグメント』、簡単に作れそうじゃないですか?

まとめ

  • 成果の出るセグメントを見つけるには、最低限以下のデータが必要です
    • 誰に送ったか?(メールアドレスや会員IDなど)
    • 誰がメルマガをクリックしたか?
    • 属性(性別や購入の有無、好きなブランド、身長や体重など)
  • 次に、以下の文章を埋めることで『成果の出そうなセグメント』を作ります
    『○○○のほうが、△△△より、反応しそうだ。』
  • 最後に、成果の出そうなセグメントの反応率がホントに高いかどうか検証します
  • 成果が出そうであれば、『成果の出るセグメント』として利用していきます

以上、本記事が貴社のEC運営に役立てば幸いです。

記事を書いた人

加藤

在庫削減と仕入れ最適化の講座を担当しています。このレクチャーを読んでいただいたECショップのみなさまの在庫がうまく削減され、仕入れが最適化されればという思いで、執筆しました。 ご質問などありましたら、問い合わせフォームからお送り下さい。順番に返信させて頂きます。