Instagram集客からの受注率を1.7倍にした改善

この連載では、Instagram集客の改善ノウハウを公開しています。

第1回:Instagram集客で絶対外してはいけない2つのこと

第3回:InstagramでECの集客を3倍にした方法

前回の記事で、Instagramからの集客を増やすには「投稿の一貫性」「プロフィール説明文の納得感」の2つを絶対に外してはいけないという説明をしました。

そして、弊社が運営しているベビー服EC『べびちゅ』のInstagramプロフィール説明文の最後にある「紹介しているコーデアイテムはこちらのURLから購入もできます」という文章では、全く別のテクニックを使っているという説明をしました。


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この文章は、Instagramで集客した際のコンバージョン率(べびちゅの場合は受注率)に関する非常に重要な役割を果たしている文章です。

今回の記事では、集客を受注に繋げるための色々な工夫やInstagram集客の強みを数字で紹介したいと思います。

目的に合う集客以外は集客と呼ばない

「手段が目的化する」というのは色々なシーンで見受けられる現象ですが、Instagram集客は商品を販売するための手段であって集客そのものは目的ではないということを忘れてはいけません。

ですから、Instagramで集客するなら商品を販売するという目的を達成できる集客をしなければ意味がありません

ここでもう一度、べびちゅのInstagramのプロフィール説明文をご覧ください。


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この図の赤色で囲った部分を注目して下さい。

紹介しているコーデアイテムはこちらのURLから購入もできます

という一文があることで、URLをクリックする人は「URLをクリックした先にあるのはベビー服のECサイトだ」ということを分かった上でクリックします。

逆に言うと「ECサイトなんて見たくないよ」と思っている人は、この一文があることによってURLをクリックしないようになります。

つまりこの一文は、ECサイトで購入する可能性がある人と無い人をふるいにかけるという役割を果たしているということです。

べびちゅではこの一文をURLの直前に置くことによって、商品を販売するという目的に合わない集客を避けるようにしています。

それでは次に、興味深い数字をお見せしたいと思います。

Instagram集客の受注率を1.7倍に改善

下記の表は、Instagramからの集客がどれぐらい受注に繋がったかをGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)で取得し、見やすいように整理したものです。

受注率
改善前
2016/10/1~2016/12/31
0.57%
改善後
2017/3/12~2017/5/15
0.97%

べびちゅのInstagramのプロフィール説明はずっと同じですので、商品の販売という目的に合う集客をするという意味では2016/10/1~2016/12/31も2017/3/12~2017/5/15も同じクオリティなのですが、受注率はなんと1.7倍も差が付いています。

この1.7倍の差は「クリック意図の一貫性」という考え方で実現しました。

クリック意図の一貫性とは?

URLは「何かを見たい、読みたい」からクリックするものです。
この「何かを見たい、読みたい」という気持ちがクリック意図です。

仮にあなたがInstagramを見ていて何か気になった写真があるとします。
プロフィール欄を見て「その写真の商品はURLをクリックした先で購入できるのだな」ということを知り、URLをクリックしたとしましょう。

もしURLをクリックした先のECサイトで、あなたが見たかった商品を中々見つけられなかったとしたら、あなたはどうしますか?

少し探してから、おそらくそのECサイトを離脱しますよね。

クリック意図の一貫性というのは、URLクリック前に見たいと思っていた商品をURLクリック後にちゃんと見せるということで実現します。

単純なことですが、これだけで受注率が1.7倍も変わってきます。

それでは下記の画像をご覧下さい。
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この画像は、べびちゅをスマホで見た際のトップページです。
べびちゅでは、トップページに「インスタグラムで紹介したコーデ」が見られるコンテンツを用意しています。

Instagram集客でべびちゅを見に来た人に対して、このコンテンツを見せることでクリック意図の一貫性を実現しているのです。

このコンテンツを用意する前と後では、直帰率に大きな変化が起きています。
下記の表をご覧ください。

直帰率
改善前
2016/10/1~2016/12/31
24.69%
改善後
2017/3/12~2017/5/15
11.55%

この表を見ると、直帰率が半分に減っていることがわかります。
つまり、Instagram集客した人の中で2ページ以上見る人の数が2倍になったということです。

購入して頂くためには2ページ以上見て頂かないとカートまでたどり着けませんので、直帰率が半分になったというのは非常に大きなインパクトです。

実際、前述したように受注率が1.7倍まで増えたのですから、直帰率が半分になった効果がどれぐらい大きいかご理解頂けるのではないでしょうか。

まとめ

「クリック意図の一貫性」は、Instagram集客の受注率を改善するのに非常に重要な考え方です。

でもこの考え方は、ECを運営する上であらゆるシーンで利用することができます

例えば、バナー画像の内容とバナーをクリックした先のページのコンテンツ要素にズレがある場合、クリック意図の一貫性が崩れてしまっていますよね。
これでは望むような結果が得られないことは明らかです。

あなたのECサイトは、クリックの一貫性がちゃんと実現されていますか?
ぜひ一度、見直してみて下さい。
大きな改善効果が見込まれるはずですよ。

次回は、Instagramからの集客を一気に増やす施策を紹介します。
お楽しみに!

記事を書いた人

瀬川 直寛

利益を出すことに一生懸命なECが増えればと思い、このレクチャーを執筆しました。 ご質問などありましたら、問い合わせフォームからお送り下さい。順番に返信させて頂きます。