新しく立ち上げたメディアを急成長させる方法

新しいメディア。立ち上げても成果につながらず、いつの間にかほったらかしになってませんか?
しかし、新しいメディアの成長を後回しにしている状態は、ネットショップ運営上、非常に危険です。
というのは、メディアには、流行りすたりがあるからです。

ちなみに、ベビー服EC『べびちゅ』では、次の媒体を総称して、メディアと呼んでいます。

  • メルマガやブログなど自社で所有している媒体(オウンドメディア)
  • Facebook、LINE、Instagramなどのソーシャルネットワークサービスを通じて、会員やファンを募る媒体(ソーシャルメディア)
  • 広告媒体(ペイドメディア)

べびちゅでは、これから育てていくメディアとすでに成長しているメディアを複数運用しています。
たとえば、Facebookのファン数は約10万6000人となっており、すでに成長しているメディアとなります。
また、InstagramやLINEは、これから育てていくメディアと位置付けています。

べびちゅの場合、すでに成長しているメディアであるFacebookやメルマガが集客の柱となっています。

しかし、 もし仮に集客の柱だったメディアがすたれてしまうと、集客の基盤を失う可能性があります。

そうならないために、新しいメディアを早い段階から育てていくことが重要となります。
そこで今回、以前ご紹介した『メディア分散型集客』を利用し、これから育てるメディアを急成長させるための方法について、ご説明します。

メディア分散型集客を使って、立ち上がったばかりのメディアを育てる方法

復習ですが、『メディア分散型集客』とは、
『ネットショップの外部にあるサービス(メディア)を使ってお客様とゆるい繋がりを維持し、お客様が買う気になった時に集客する方法』
のことです。

メディア分散型集客の優れている点は、大きく2つです。

  1. お客様は、好みのメディアを自分で選択し、ゆるい繋がりを維持することができる。
  2. 既存のメディアは、立ち上がったばかりのメディアの成長を助けることができる。

今回ご紹介するのは、『既存のメディアは、立ち上がったばかりのメディアの成長を助けることができる。』という性質を使ってメディアを急成長させる方法になります。

簡単に言うと、
『すでに成長した安定的な既存のメディアから新しく立ち上げたメディアへ送客する』
という至ってシンプルな方法なのですが、実行するにあたっては、いくつかのコツがあります。

そのコツについて、順に説明します。

メディアに明確な役割をもたせる

複数のメディアをお持ちのネットショップでも、告知している内容は、すべて同じ。
というショップをよく見かけます。

より多くの人に特定の商品や情報を告知したい時などには、有効な手段です。
しかし、普段から告知する内容が一緒では、メディアを分けていることの意味が薄れています。

メディアの役割を分けることにより、お客様はメディアの役割に応じて好きなメディアを選択でき、『ゆるい繋がり』を保つことができます。

ですので、新しく立ち上げたメディアに関しても、役割を明確にすることが重要です。
役割が明確であれば、既存のメディアから送客する際にも、送客しやすくなります。

既存のメディアから送客

既存のメディアから送客する際、メディアの役割を明確に知らせるようにします。
これは、新しいメディアの会員(フォロワーや友達など)になる理由があるかどうかが、お客様にとっては重要だからです。

たとえば、FacebookでLINEの友達募集の告知をする際、LINEでは『新しい商品をどこよりも早く伝えるのが役割』だとすると、そのことをFacebookで告知します。

ここで、気をつけないといけないのが、Facebookの役割がLINEの役割とかぶらないようにすることです。
べびちゅの場合、Facebookには、モデル写真をたくさん載せたり、動画にしたりとひとつひとつを掘り下げるようにして、ママさんが商品を買うために必要な情報をできるだけ多く掲載するようにしています。

Facebookからの送客で、LINEの友達はどのくらい増えるのか?

Facebookで告知するにも手間がかかります。
ホントに新しいメディアへの送客は有効なのでしょうか?

2017年3月のLINEの友達の平均増加数は、1日あたり13.0名なのに対し、メルマガとFacebookで告知をした日は、148名増加しました。
なんと11.4倍の友達増加です。

同じように、 LINEとFacebookでインスタグラムのフォロアーを募集しています。
2017年3月のインスタグラムのフォロアー平均増加数は、1日あたり13.9名なのに対し、LINEとFacebookでインスタグラムのフォロアーを募集した日は、120名
8.63倍のフォロアー数増加となります。

もちろん、毎日告知をしても同じように効果が出るわけではありません。
しかし、新規立ち上げのメディアを成長させるには十分な送客力だと思います。

新しいメディアを育てるもうひとつのメリット

新規メディアを育てておくことによって、既存の集客の柱が将来すたれたとしてもカバーできます。
それに加え、もう一つのメリットがあります。

新しいメディアの台頭によって、既存のメディアのユーザーから新しいメディアの移動が一定数起きます。
この一定数の移動に関して、新規メディアを育てておくことによって、新たな接点をもつことができます。

既存メディアからの離脱者に対し、新しいメディアで新たな接点をもつことでカバーできる
ことが、新しいメディアを育てておくことで得られるもうひとつのメリットです。

まとめ

  • 新しいメディアは、既存のメディアからの送客によって育てる
  • 複数のメディアを持つときはそれぞれのメディアの役割を明確にすることが大事
  • 送客する際は、新しいメディアの役割を訴求することが大事
  • 既存メディアからの離脱者に対し、新しいメディアで新たな接点をもつことでカバーできる

記事を書いた人

加藤

在庫削減と仕入れ最適化の講座を担当しています。このレクチャーを読んでいただいたECショップのみなさまの在庫がうまく削減され、仕入れが最適化されればという思いで、執筆しました。 ご質問などありましたら、問い合わせフォームからお送り下さい。順番に返信させて頂きます。