ライバルと差がつく!仕入れ先メーカーとの強固な関係の築き方

私たちが運営するベビー服ネットショップ『べびちゅ』では、2015年の夏ごろから、お世話になっている仕入先メーカー上位10社に年に1~2回のペースで表敬訪問しています。

初めは仕入れ先メーカーとの関係性を強化することが目的で、『感謝の気持ちを会社として表明することが大事!』といった感じでした。

しかし、表敬訪問を続けていくうちに、
これは今後も続けた方がよいかも
と感じる機会が増えてきました。

『表敬訪問』という形で直接会う機会を定期的に持つことで、『メーカーと強固な人間関係』が築かれ、さらに『お互いのビジネスをもっと良いものにするためのアイデアが生まれる場』になっていったんです。

『表敬訪問が大事!』と言われても、『なんだ、そんなことか』と思われるかもしれません。
しかし、ベビー服業界ではネットショップ側からメーカーに訪問するということが稀なことのようです。

表敬訪問のように他店がしないことを地道に続けていくからこそ、強固な信頼関係が生まれるのだと思います。
実際、仕入先メーカー上位10社との関係性については、他店にない強固なものになっていると感じています。

今回、表敬訪問を中心とした仕入先メーカー上位10社との強固な関係をべびちゅがどうやって築いてきたかについて、ご紹介します。

メーカーとの人間関係を築くことが重要な理由

メーカーとの強固な人間関係を築いていくことによって、うれしいことがたくさん起きるようになりました。

  • ちょっとしたムリを聞いていただけるようになりました。(『明後日までに商品Aをお客様にどうしても届けたいのですが、なんとかならないでしょうか』など)
  • こちらも頑張って売るので、仕入れ値を下げてもらえました
  • 新たな取り組みを『一緒にやっていきましょう』と声をかけていただきました。
  • 耳よりの情報をどこよりも早く教えてくれるようになりました。(新商品の情報や旬の商品、業界の話など)

表敬訪問したから分かったこと

Win-Winの関係を築けるような話が生まれやすい

冒頭でも書きましたが、表敬訪問を初めた当初は、ただ感謝の意を示すことが目的でした。

しかし、わざわざ伺うということが、メーカーにとっては非常に稀なことです。
お会いしているうちにどんどん人間関係が良くなっていくのを感じることができました。

お会いしている中で、メーカーから提案をいただいたり、『こんな取引ができないだろうか』とお互いが知恵を絞りながら協議していくようなことが何度も起こりました。
お互いにとってWin-Winの関係になる話は、接点さえあれば自然と生まれるものなんですね。

メーカーに嫌われない仕入れ値の交渉術の中でお話した交渉術も表敬訪問先との話のなかで、生まれたアイデアだったりするんです。

表敬訪問でメーカーに喜んでいただけること

表敬訪問などから売上が増える取引が生まれたりすれば、もちろん喜んでいただけます。

その他、直接お客様と接しているネットショップからの情報を得られることも喜んでいただけているようです。
弊社では、メーカーの商品に対して『お客様からいただいたレビュー』を一定期間分まとめ、表敬訪問時にお渡しするようにしています。

お客様の声をまとまった数見る機会がなかなかないらしく、お渡しするたびに喜んでいただいています。
表敬訪問などは一定の時間を取られます。メーカーが付加価値を感じていただけるような場にしていきたいですね。

交通費なども工夫次第

仕入れ先メーカーは全国に散らばっていますので、交通費などのコストが意外にかさみます。
弊社でも予算が厳しい場合は、近くに来られているときにご挨拶に伺ったり、お食事をご一緒させていただいたりといった形で少しでも接点を持たせていただくようにしています。

まとめ

ベビー服ネットショップ『べびちゅ』では、仕入れメーカーとの関係性の強化に力を入れています。
特に、仕入先メーカー上位10社については、『業界内でも抜きんでている』と言われるくらい強固な人間関係を築くことが必要です。

仕入先メーカー上位10社と強固な人間関係が築かれ、新商品の情報や売れてる商品を優先的に回していただくことによって、他店との商品の差別化にもつながっていきます。

  • バイヤーにとって、仕入れ先メーカーとの強固な人間関係を構築することは、非常に重要な仕事のひとつです。
  • 仕入れ先メーカーとの関係性を強化するために、表敬訪問は有効です。
  • なぜなら、表敬訪問までして、本気で仕入れ先メーカーとの関係を作ろうとしているネットショップが非常に少ないからです。
  • 表敬訪問は、続けていくうちに『お互いのビジネスをもっと良いものにするためのアイデアが生まれる場』へと変わっていきます。

以上、本記事の内容が貴社のネットショップの運営に役立てれば幸いです。

記事を書いた人

加藤

在庫削減と仕入れ最適化の講座を担当しています。このレクチャーを読んでいただいたECショップのみなさまの在庫がうまく削減され、仕入れが最適化されればという思いで、執筆しました。 ご質問などありましたら、問い合わせフォームからお送り下さい。順番に返信させて頂きます。